床レベラー打ち
「床レベラー打ち」とは、セルフレベリング材(床レベラー)を床面に流し込み、
自然な流動性を利用して平滑な下地を施工する作業です。
この方法は、コンクリートの不陸を補修したり、
フローリングやカーペット、タイルなどを張る前処理として、
短期間で精度が高く平坦な床下地を作るのに適しています。
床レベラー打ちの目的
床の不陸や傾きの修正: コンクリートの表面の凹凸や、基礎の立ち上がり部(天端)の水平を修正します。
高精度な下地作り: フローリングやタイルなどの仕上げ材を美しく仕上げるために、平滑で高い精度が求められる下地を作ります。
工期の短縮: コテ押さえの必要がない場合が多く、速硬性の製品を選べば短時間で軽歩行が可能になります。
施工のポイント
下地処理: 施工面を清掃し、必要に応じてプライマーを塗布して、材料の吸い込みや気泡の発生を防ぎます。
水平の出し方: あらかじめ周囲の高さの基準を決め、トンボや土間ゴテで平滑にならします。
流し込みと同時に、手早く作業を進めることが重要です。
硬化時間: 製品によって異なりますが、硬化前に次の作業を始める必要があり、
打継ぎやホースの段取り替えの停止時間は短くする必要があります。
通風: 硬化前のレベラーは風で表面が波立つことがあるため、風が当たらないように注意が必要です。
主な種類と特徴
石膏系: 膨張・収縮が少なく寸法安定性が高いのが特徴です。
セメント系: 圧縮強度や下地接着、表面接着の強度が高いのが特徴です。

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