6年間の思い出が詰まった場所を、自分たちの手で美しく仕上げていく姿は、見ている大人たちの胸にもじんわり響くものがありました。
養生のやり方やローラーの塗り方や注意点を説明させていただいて、いよいよ作業スタートです。
子どもたちはハサミを使用しながら養生をして
ローラーや刷毛を手に慎重に色を重ねていきます。
最初は慣れない手つきだった子も、時間が経つにつれてどんどん上達し、
友達同士で声を掛け合いながら作業を進める姿がとても頼もしく見えました。
作業の合間には、自然とこんな会話が聞こえてきます。
塗装という作業を通して、いよいよ卒業という実感を深めているようでした。
塗装箇所の塗膜が乾燥するまでの時間を利用して児童たちと塗料に関する事、仕事に関する事などの
質問コーナーが終わり、養生を剥がしが終わると校舎は見違えるほど明るく、清々しい姿に生まれ変わりました。
子どもたちの顔にも達成感があふれていました。
先生から「みんなのおかげで、来年の1年生も気持ちよく学校生活を始められるよ」と声をかけられると、
誇らしげに胸を張る6年生たち。
自分たちの手で学校をきれいにしたという経験は、きっとこの先も心に残り続けるはずです。
この塗装イベントは、単なる美化活動ではなく、子どもたちが学校への感謝を形にする大切な時間でした。
6年間の思い出と「ありがとう」の気持ちが、校舎の色と一緒にしっかりと塗り込められています。
卒業式の日、きれいになった校舎を見上げながら、子どもたちはどんな気持ちで巣立っていくのでしょうか。
きっと、少し大人になった自分を感じながら、新しい一歩を踏み出していくのだと思います。
